40歳100m10秒台への道 ― 2012年03月02日
右は、陸上競技者なら誰もが知っている
Tom Tellezコーチ
カールルイスやリロイバレル、マイクマーシュなどの金メダリストのコーチ
左は、息子のKyle Tellezコーチ
ヒューストン大学のコーチです。
そのkyleコーチとfacebookで久しぶりにやり取りをした。
日大のメンバーでヒューストン大学でトレーニングした時(91年から94年まで)に
明るく振舞いサポートしてくれた彼。
tigerに影響を与えた方の一人です。
tigerは、いろんな人の影響受けまくりなんですけど・・・。
人に好きな事を言われてもめげずに今までこれたのは、
彼らアメリカで知り合った人の影響も強い。
KyleとFloyd Heardは、tigerの中で格別の存在。
Floyd Heard知らない???
10代で19秒台出しながらも苦労し34歳の時に
ベストを出してシドニーOPの代表になった伝説のスプリンターね!!
サンタモニカTCのスター軍団の中で苦労と言っては、失礼だけど・・・
その姿を見て、必死にトレーニングしていた姿や日大生にも快く接してくれた
彼の姿が脳裏に焼き付いている。
その彼の全米での200m決勝の走り。
叫ぶかのように喜んだ!!
MJとMGが途中棄権したレースね!!
ゴール後、両拳を上げるポーズを見て涙したtigerでした。
それ姿を励みに未だ走っちゃってる感じのtigerです。
ん~現状いろいろあるけど・・・。
また一つ何かを超えれそうな気分になってきた。
折れずに行こう!!!
沖縄合宿 ― 2012年03月16日
母校日大と山本選手と共に6日間。
肉離れの回復途中でもっぱらjogとウェイトと
日大がパワーマックスを持って来ていたのでお借りして漕ぎまくり。
いい後輩たちです。
もうすぐ40歳なんでもやります。
そんなこんなでjogがやっとだったのが
普通に走れるまで回復。
遊んでいるようで確実に身になった沖縄合宿でした。
いっぱい陸上選手とお話もできたし・・・。
沖縄合宿(2) ― 2012年03月17日
澤村前監督の姿もありました。
19歳の時にアメリカへ行き、いろんな経験をさせてくれた恩人です。 今更ながらお礼をさせていただきました。これは、数年思っていた事、直接言えて良かった。
大学1年の時、1991年です。東京世界陸上が行われ、その流れでトムテレツコーチが日大に来て跳躍を見てくれました。tigerは、幅跳び選手出身ですから・・・。
その時にtigerが気に入られて、ヒューストン大学に来ないか?と誘われた。澤村先生が流暢な英語で丁寧に断ったようで...その時の話で盛り上がりました。
玄人好みの動きをしてたtiger...今は、面影もなく。
今でも自信を無くすとその時のことを思い出す。
何もかもがありがたい。
tigerは、ヒューストンに行く気満々だったけど・・・なぁ。
合宿中に奄美で合宿している近畿大学の井上 悟コーチから連絡。どうやら調子がいいらしい。足が止まらないらしい。奄美から日大に合流した猿山(モンテローザ)も悟さん『やばい』の一点張り。
映像見ても40歳の選手で見たことない動きをしている。現役選手より質が上のような・・・。
ん~おかしな人だ。
その井上さんと同級生
森長正樹日大コーチ(WINDUP AC)の跳躍
この人も沖縄でおかしな動きをしていた。
時代を作った人は、実に面白い。
日大が強かった理由に久しぶりに触れた気分。
そんな先輩たちを見て育った現役OBの後輩たちを見て、ふと・・・。
実は、年齢層高い。
やり投げ 村上33歳
棒高跳び 澤野32歳
十種競技 田中31歳
十種競技 池田26歳
このご時世でよく生き残っている。
タフな練習環境がこれらの現象を生んでいるのか?
今回沖縄では、ほとんど同じ行動をとっていたが
学生の姿を見ていると改めて思う...渦がデカいタフな大学。
選手としてもだけど大人としての準備修行のようにも見える。しかしそれが大事。
うっとおしいかもしれないが、学生達にとってコーチ、OBにいろいろ言われながら出来る陸上も今だけかもしれない・・・。
数年後、そのありがたさを知ることになるはず!?
tigerもそうだったけど、勘違いをしやすい未熟な年頃。偉そうにグランドを歩いたり、それが何か??みたいな雰囲気を出す事も....。
同世代の帯なら指摘しあえない事も世代を跨ぐ事で目の付け所に違いが出てくる。陸上だけの枠の考えでは解決しないことも多々ある。
年上のヒントに反応できる心の在り方...
ついつい記録だけの選手からしか学ぼうとしないから・・・。
TCU Invitational ― 2012年03月18日
tigerの注目選手がシーズンイン
TCU Invitational
100m +2.8
1 Wallac Spearman 10.06
200m +2.6
1 Jeremy Wariner 20.66
マイケル・サンデル 究極の選択 ― 2012年03月20日
最も人気のある授業、
マイケル・サンデル教授の
「JUSTICE(正義)」
昨日放送されたのは、
「許せる格差 許せない格差」
tigerは、この番組が好きで好きで・・・。
番組のまとめで
ジョン・ロールズ(1921~2002)という哲学者の
『無知のヴェール』という考えを称えた。
それぞれの社会的地位や立場、お金の有る無しとは関係なく共通の正義を見い出そうという考え方だ。
「あなたが無知のベールに覆われ、自分の立場も相手の立場も、能力、周囲の状況も何もわからないと想像してみよう。自分が金持ちなのか、貧乏人なのか、健康なのか病気なのか、情報がなのもない状況で“正義”が何かと問われた時、そのときのあなたの答えこそが正義についての真の答えだ。」・・・と
僕の中にある陸上競技の価値観に
速い選手と実社会におけるお金持ちはイコールの位置づけ
わがままで未熟な金持ちを見ると学生の中で速い調子に乗った選手とかぶる。発言や行動が・・・。先日の沖縄でもそんな経験をした。
成功を収めるには、時代や生まれた国、家系などといった運、
記録にも、運という要素が必要で同じ記録でも時代が変わると評価が変わる。
無職ランナー、公務員ランナー、実業団選手など
いろんな言われ方をしている今どきのマラソンランナーたち。
変なの~!?
彼らは競技者であって、そこにぶら下がっているものは
レースにも練習にも関係ない。
冷ややかな目で見ているtigerです。
カールルイスの話や自分の経験からも
トップ選手には『無知のベール』的な発想があり、
情報を断って自分がどうするべきかと・・・考える。
レースに向かう姿勢の中で金メダリストであったり調子が悪いから
であったりいう情報を断ち自己を高める問いかけをしながらレースに挑んでいる傾向が強いように感じる。
大事だなと思うのは、
『競技者としてのJustice(正義)』
日本においてこのヒントがマスターズ陸上にあるような...。
ヒントを頂きにマスターズ陸上今年も出よっと・・・。
陸上から学ぶものは、まだまだたくさんある。
PS 無理やりまとまりもなく終了します
世間は、イン... ― 2012年03月24日
トラックシーズン開始。兵庫県でも記録会が始まりました。
海外でも続々レースの情報が・・・。
tigerの今シーズン注目の国は、フランス。
室内で60m6秒53で走ったJimmy Vicautの成長が気になる。
そして、三段跳びのTeddy Tamgho
いよいよ!世界中が動き出す。
あ~楽しみ!!