誰よりも近道をしていたと気付いた日2013年03月20日




今年に入ってこの動画を見せてもらって
魂が震えた。大げさでしょ?

藤光と走るおじさんは、
陸上コーチの第一人者トムテレツ氏

実際に走って動きを見せて指導します。


40歳で100m10秒台で走りたいと
思っているだけで大したトレーニングもせず
過去に驕っている自分がまだどこかにいるよう..で
大きな荷物を下ろす作業がまだまだあるみたい。

昨日、後輩が遊びに来ました。
大学から社会人5年目まで一緒にトレーニングした仲間です。

この後輩もtigerと同じ師匠から陸上を習い
この師匠も僕らに動きを見せて教えてくれた。

僕は、この師匠からトロティングを教えてもらいました。
学生時代は、Aスキップとハイニ―だけ。
社会人になってトロッティングに取り組み
高校時代片田舎で見てきたトロッティングとは別のもの。

昨今では、アップ場にてトロッティングしてる選手をほとんど見なり
時代の流れでドリルも様変わりです。
トロッティングしてる選手がいると指導者が誰なのか?
走りへの考え方が気になる。

沖縄合宿で近大がドリルでトロッティングをしてました。
たぶん井上悟氏の影響です。

Aスキップ、タッティング、トロッティング
走りへの連動、流れ、組み立て 見ていて気持ちがいいドリルです。

ドリルの後、なんで走って確認しないんだろう....と
アップ場で選手を見て疑問に思う。
近大ではドリルから走りへ繋ぎ、確認。
それは、グランドにおいて自然な光景で落ち着く。

ドリルにはその人の走りへの考え方が現れていて
リズム系のベタなドリルが多い諸外国に比べ
日本では、民放ばりにバラエティー化が進んでいる。
ドリルは、指導者の影響が出やすい部分である。
よく見に目にする光景は、ストレッチ的難しそうなドリル
それをどない走りに繋げるのか??見えない、見る力がないのか
走り始めたらドリルのテイスト全くしない。


そういう光景見ると
大会に来てまでボケかましているのか?
余裕だね!!と悪tigerくんが呟く...。

そのドリルすることで何がどう変わって
変わったら速くなる??ぐらいの考え方なのか?

先日、Shingo島本...が、ある指導者からドリル何するの???と聞かれ
腿上げしかしないです...と言ったらダメ出しくらった
....と言う話をしてくれました。

tigerからじゃぁそれ以外何があるの??みたいな話で盛り上がり、
で...で...その指導者からなんて言われたの??
腿上げなんかしないで接地を意識しろ...って馬鹿にされました...で

大爆笑。
腿上げで接地意識できるやん。その為の腿上げやし...。
厳密には、接地と遊脚の方向性を確認する為の腿上げ。
あと全身バランス。


井上氏も動きを見せながら指導してます。
森長氏も動きを見せながら指導してます。


20年前に侍トムテレツから直接指導してもらった
我々が日本で出来る事....。

先輩たちは黙って実践している。
そして俺も・・・。

速くなる為に...と教えてもらったつもりが
それ以上、いやもっと先にあるものを教えてもらっていた事にようやく気付き始めた。