世界マスターズ陸上から帰国2016年11月02日

選手4000人、スタッフ3000人。
管理された大会運営。
素晴らしい環境を提供してくれた 世界マスターズ連盟、オーストラリア、選手、スタッフ  ありがとう!!


悔しかったね~。


10秒台で4位をイメージし
戦略がぶれた分だけ
数値としては足らなかった。

10秒台への可能性として
本質の重要性に気付き徹底したアプローチでしか
解決できないといった導き。

道端に落ちているエロ本をラッキーと思っている様じゃ
あきません。
片づける人間にならないと...

tigerはチラッと見て知らんふり派
陸上でも同じ感じだなぁ

結局、マスターズ界の先人たちの行動や言動からも
やっぱそこだよ!!
トップ選手のそこへの徹底を肌で感じた。

4日間観た中で
M65 ビルコリンズの走りは衝撃だった。
まだ痺れている...
ルイスと150m走った時と同じぐらいだ

またゼロから『走り』に対して取り組み
チャンスを作っていこうと思い帰国







サブトラの横にはWAISがあって
パラの選手やトップ選手がトレーニングして
少し見学できたが
利用は断られた。
オーストラリアのスポーツ環境に絶句。

マスターズも目まぐるしい変化の中
進んでいる。
より競争と普及の幅が広がる事は予想できる。

2018 マラガ
2020 トロントに決定

ええ感じで自分の陸上時計が動き出した。

世界においては
仲間として認めてもらえるように...。
無表情で結果出しただけでは世界は認めてくれない。

今回も少しイケズされる日本でした。

世界マスターズ 陸上 雑感2016年11月03日


今回一緒に遠征したウィンドアップACのメンバー

近所の Woolworths 食材を調達。
朝食は日本と同じくシリアルなどを
夕方には多くの選手が利用していた。

プロテイン飲料が充実してました。

最寄りのSHOWGUGROUNDS駅(臨時駅)からは
シャトルバスに乗って15分で競技場。

パース市内は無料バス(CAT)も走っている。 
前大会リヨン同様 transperth 
市内交通のアプリを使用すれば
バスがあと何分で来てどこで乗り換えなどがすぐわかる。

競技場内には無料WI-FI

スポーツマッサージは40ドル30分 予約制
2回やってもらったが当たり外れがあった。

競技場フードコートも充実していて
生演奏を聴きながら食事が出来る。

アメリカ、ドイツ、イギリスは
チーム帯同のトレーナがいて
競技の合間にNormatecで回復を促していた。
tigerも2XUのコンプレッションで回復に努めた。
国内でのマスターズの位置づけとサポート体制の充実に
大きな差を感じた。

前回の課題だったユニフォームはクリアーされた。

早くから告知されていた
TUE申請やドーピング検査実施など
これらの情報提供を徹底していかないと
うっかりや認識不足によって
まさかの出来事が起きる可能性がある。

マスターズでドーピング??
世界的に大会の結果をお金に変えることが出来る
環境下の選手が増えてきている。
潜在的にはシニアと動機は同じなので
検査の対象が広がる可能性がある。

選手が少しでも万全の態勢で安心して参加できるように
トレーナー派遣やマネージャーやチームの役割やなど
より選手の充実にお金と時間、人が使われていくこと

高齢者や未経験者に対する情報不足に関して
連盟HPの情報充実もさることながら
連盟や旅行会社任せにせず選手間で縦横の繋がりの中で
共有するシステム構築など

チームJAPANとしてより機能していく事。
すこしでもいい状態でスタートラインに立てる
環境の提供を強く期待しています。

記録で世界マスターズ100m2016年11月05日

WMA Age-grading calculator  *昔の1歳刻みを使用

M85

1 Tanaka, Hiroo            M85 Japan                    15.82   1.2 #9.99

M80

1 Bowman, Tony        M81 Great Britai             14.85   4.7 #10.08
M75
1 Kernaghan, Barrie    M76 Australia                 14.33   3.1 #10.48
M70
1 Crombie, Peter         M71 Australia                13.07   4.0 #10.18
M65
1 Collins, Bill             M65 United State           12.17   2.8 #9.88
M60
1 Peters, Steve         M63 Great Britai             12.11   1.6 #9.95
2 Oe, Ryoichi              M62 Japan                     12.23   1.6 #10.11
M55
 1 McGee, Don            M56 United State           11.82   2.3 #10.14
 4 Morita, Toru            M57 Japan                    12.22   2.3 #10.42
M50
1 Groeger, Roland       M52 Germany               11.34   4.8 #9.98
M45
1 Vickers, Karnell         M49 United State         11.09   3.2 #9.96
2 Fukuzato, Takeshi     M45 Japan                   11.10   3.2 #10.23
M40
1 Ossai, Tamunonengiye-Ofo M41 Great Britai  10.58   3.4 #10.03
5 Akabori, Hiroaki         M44 Japan                  11.06   3.4 #10.27
M35
 1 Martinez, Lion          M38 Sweden                 10.94   2.5 #10.59
 3 Shindo, Yusuke        M37 Japan                    11.01   2.5 #10.74

年齢で見る記録換算
日本人では田中さんが唯一9秒台換算の走りをしている。
各クラス優勝タイムは9秒台換算。
追参で世界記録を上回ったビルコインズの記録が突出しているが
1990年代の世界選手権やオリンピックでの決勝レースと似ている。

いずれシニア同様にメダル圏内までが9秒台換算になり
参加者が増えていけば
各世代でのレベル差がなくなっていくだろうと予測している。
もともと世代トップの人間には、その潜在能力があって
個人の努力、生き方や価値観、環境によって個人の数値は作られ
万能な方程式によって換算されシニアとの比較で
過去の自分や年齢を超えた位置づけを理解させてくれてるように感じる。

世界には各世代に9秒台換算の選手はいるので
世代によって取り組み優先に違いがあるのか?
優先する事は各世代同じなのか?
何を注意することで
いずれ直面する問題への先読み材料になるのか?

シニアの9秒台を目指す日本選手と
今回9秒台換算をマークしている田中さんでは
取り組んでいる課題は単純、簡素、明確で同じかもしれない。
個人的には
頭でイメージできている事がどれだけできるか?
状態の後輩のケンブリッジや山縣、桐生より
田中さんの取り組みの方が気になるし
万人共通の抑えどころ基本のヒントがあるように感じてしまう。

そんな対談があってほしい...

世界や高年齢ほど基本に忠実であるように肌で感じている。
忠実を目指す為の我慢が存在している。
忠実や規律にのとった行動を優先している。
自分がやりたいことやりたい分だけ、わがままに動かすなどを優先する
若い発想に触れる事は少ない。

ここ数年で自己ベスト水準を上回れるようになって
この数値に対してやりがいを感じている。
昔、Mt SACで会ったIrene Obera(82歳) と話すことが出来た
今大会世界新2つマーク。当時、tiger自身お若い発想で
このおばちゃんの凄さまったく理解していなかった...。

2016 1時間エンドレス2016年11月27日


※詳しくはfacebook-WINDUP AC-イベント↓

今年で第9回を迎えます。
繋ぎ繋がりましょう!!