36歳 全日本実業団への道(2) ― 2008年08月26日
北京オリンピック 4継 銅 ― 2008年08月23日
日本短距離が世界を意識し始めたのが、
88ソウル 青戸-山内-栗原-高野
準決落ちだったが希望の光が見えたレースだった。
山内さんや高野さんから直接いろんな話しを聞くことで世界を踏まえた陸上を意識する。
92バルセロナ 青戸-鈴木-井上-杉本 6位。
個人ではまだだめでもチーム力で・・・。日本のスタンスを決める入賞だったかもしれない。あの(?)井上さん曰く「相当緊張した...」というぐらいのレース。確かにそれを象徴するかのように青戸さんのスタートはワンテンポ遅れていた?そのことに関して、井上氏...そんなこと言える雰囲気じゃなかったと・・・。経験者がいろんな話をしてくれることにより、世界を目指す底辺の広がりが出始める。この4人の影響力は、大きかった。誰もがこのメンバーに割って入ることを目指したはず。
96アトランタ 土江-伊東-井上-朝原 失格。
個人でも勝負できる選手が台頭し、勝負がかかったレースでバトンが渡らず。無念の失格!実力差がありレースで流れが作りにくい。
この結果を受け宮川コーチが3走の強化に取り組む。200m20秒台で走ることが出来る選手じゃないと高速で朝原にバトンが渡らない・・・などなど急成長中の期待のスプリンターtiger(自分で言っちゃった)は陸連のミーティングで毎晩言われた。合宿中は、毎日勉強会があってリレーでメダルを取るための戦略から海外の動向、今日本に必要な事など選手もコーチもメダルを取るためにへの発想に切り替わる。しかし、個人の能力を上げることが目標であった。「10秒1台を4人・・・。」
00シドニー 小島-伊東-末続-朝原 6位。
安定感のあるチーム、決勝の常連チームに・・・。メダルへの雰囲気が出る。高速でコーナーを突っ込める選手末続の台頭でより高度なバトンが必要になった。レース中怪我をした末続がバトンを繋ぎきり、と朝原いい判断でとっさの減速。価値ある6位。バルセロナ(補欠)から経験している伊東さんの魂をベテラン、若手にうまく受け注がれる。
04アテネ 土江-末続-高平-朝原 4位。
メダルのチャンスが・・・。
200を走れる高平の台頭で固定のオーダーが組めバトンの精度が上がる。
08北京 塚原-末続-高平-朝原 3位。
力のある塚原を1走に使える強み。絶対いいところで走ってくるの分かってるから・・・・。1走としてこれ以上の強みはない。2走末続、彼のことだから相当我慢して相当無理をして挑んでいるはず。いい位置をキープし流れを維持することが出来る2走は日本では末続のみ。高平の走りは、神がかり的であった。7レーンと言うことも良かった。同じシードでも4よりは7の方が良いに決まってる。コーナーの出口のスピードもあったので、エース朝原に抵抗感なくスタートさせる事が出来る。朝原は、魂で走っていた。過去のバトンミスや怪我、良い事も悪い事も何もないただ「メダル」への思いだけの執念の走りだった。すべてを知るエースらしい重みのある走りだった。
長年、宮川コーチが目指していたことが叶ったレースだった。
宮川コーチ-高野現監督-苅部コーチと現場指導者の長年の思いや88年以降、経験者が次の世代に託し、伝え、選手が選手の姿を見て育た姿が明確に見える。
日本短距離が指導者やメンバーが代わっても20年受け注いで来た熱い思いが形になった。
そこには、代表になれず涙した選手...。代表に選ばれたが補欠になった選手...。指導者としてサポートしてきた人。応援してきた人。
さまざまの立場からの熱い思いが今回のレースを通じて思いが自分に帰ってくるそんな感覚だった。誰もが素直に喜んだだろう!
末続のインタビューで「今までの先輩達が受け継いできたものがあったからこそ・・・。」放心状態のtigerふと大粒の涙が流れた。いろんな事を背負って力を出し切ったメンバーに感謝!体がボロボロなのは、見ての通りだし・・・。最後の最後に口にしてたけど・・・。大人のチームだった。
24年間しか知らない陸上が、世界で戦えるスポーツに成長した事を誇りに思い、喜びが込み上げる。
北京オリンピック 100m ― 2008年08月17日
オリンピックの100m決勝を観る前に眠って・・し・・ま・っ・・・。
加古川一熱い思いで見守るつもりが、陸上に無縁の感覚の生活をしてしまいました。失態です。生9秒6台を見ることなく今日を迎えたことに後悔です。
おまけにビデオ録画も忘れ...。
落ち込み度が激しいです。
心暖かい陸上ファンの方はDVDをWIND-UPまで送ってやってください。よろしくお願いします。
準決は、塚原の走りに感動
準決進出の全選手の中で一番いい走りをしてました。
ボルトに関していろんな人からメールをいただきましたが、観てないのでメールの返信が出来ません。
あしからず、ご了承ください。
サンヤの練習風景
北京オリンピック 100m ― 2008年08月16日
2 Derrick Atkins BAH
3 Samuel Francis QAT
4 Marc Burns TRI
5 Kim Collins SKN
6 Walter Dix USA
7 Usain Bolt JAM
8 Tyrone Edgar GBR
9 Michael Frater JAM
Bolt 以外は、混戦!誰が残ってもおかしくない。後半型選手ばかり!30mからの加速が強烈に速いレースになるだろう!スタートにナーバスになってると後半乗り切れなくて終わるから...。スタート練習から注目。
今回のスタートブロックは大きな国際大会ではあまり使用していないモデルなのでスタートのリズムが作れない選手が多い。
Dix Burns Collins Atkins Francis
2 Martial Mbandjock FRA
3 Naoki Tsukahara JPN
4 Darvis Patton USA
5 Churandy Martina AHO
6 Asafa Powell JAM
7 Richard Thompson TRI
8 Francis Obikwelu POR
9 Tyson Gay USA
Powell Gay Thompson Martina Patton
塚原が安定した走りを見せている。出し切るレースに期待。
Powell のスタートは驚異的で後半型のMartina、Thompson が影響を受けなければ全体的にかなり高速なレースの予感!?Powellが少しでも後半力むと・・・。決勝で、Thompson Martina より加速するBoltに一気にやられる。
外のゲイが80mぐらいまではいい流れを意識的に入れてくると思うので、後半Powellを詰めてくると決勝が面白くなる。
トップは、最後10m流して...9秒8台のレースかな?!(無風下で)
Bolt Powell 流して強さを見せ付けたいところ...。
tiger注目は、Thompson.脚のきれいな入れ替えをする選手。
有力選手クレバーなラウンドの進め方をしていてレース全体落ち着いている。が一気に準決で決勝が2回行われる超ハイプレッシャーレースになる。
決勝は、勝手に
Bolt Powell Gay Thompson Martina Dix Burns Collins
ほんま勝手ですみません。
36歳 10秒台へのプロローグ(18) ― 2008年08月06日
加古川ナイターでのウォーミングアップのDVDを参考に、動きの修正を始めました。重心値を少し下げてみようかな?!と思っています。
朝原のアップをDVDで観ても地面を踏むことに意識がいってるし...。
グリップの仕方が尋常じゃなかった。アップ中に聞いても笑ってごまかされたし・・・。歩きであれだけグリップ出来るんかと思うと「歩き」の技術も上げないと、走るだけの修正では表面の変化しか出せないわ!もっと基本的なところから取り組んでいかないとね!
全日本中学に出場する生徒が「アップを見せて下さい」と言って近くでTigerや朝原、その他の選手のアップを観ていたけれども・・・。こういった態度は、非常にセンスがいいよね!!中学生や高校生には、これを見てほしいだけどね!
次の日に、その中学生と一緒に練習機会があって
「昨日は、勉強になった??」
「アップで思いっきり走らないんですね!」と・・・。
tiger大学生の時、アメリカ行って始めて気付いた事を、中学生が気付いてくれた。
毎日絶対に行うこと、「ウォーミングアップ」
これの本質を突くことが非常に大切なのだ!
加古川ナイター ― 2008年08月03日
1朝原 宣治 (大阪ガス) 10.19
2浦田 敬祐 (ユニバーSC) 10.43
3栗岡 隼人 (甲南大) 10.62
4三宝健太郎(ユニバーSC) 10.69
5小林 広平 (京都産業大) 10.79
6赤堀 弘晃 (ウィンドアップ)10.82
7進藤 祐介 (住友電工) 10.87
8前田 了佑 (住友電工) 10.87
100m壮行レース(2)+3.3
1朝原 宣治 (大阪ガス) 10.32
2浦田 敬祐 (ユニバーSC) 10.54
3栗岡 隼人 (甲南大) 10.71
4岡田敏彦 (兵庫大) 10.77
5三宝健太郎(ユニバーSC) 10.81
6前田 了佑 (住友電工) 10.93
7小林 広平 (京都産業大) 10.94
8赤堀 弘晃 (ウィンドアップ)10.96
最後の最後に、全日本実業団の標準(10.84)を破りました。
いや~嬉しかった。
正直ね!関西実業団(5月中旬)の時点では、想像もつかなかった。本当にひどい状態だった。足痛くて練習できないし...性格も今以上に悪くなりそうだった。
2ヵ月半後10.84で走るために・・・。と考えた時に、始めたのが、一ヶ月間、PM(パワーマックス)と治療。実際、7月から走り始め、出場した兵庫選手権(7月13日)で本当に危機感を感じた。口だけ選手になる。この事だけを避ける一身で、3週間で何が出来るか?
また必死に考えた。
追い風が吹いて8後半が出るだろう!と感じたのが3日前。超不安の中で、「別に(10.84を出すの)秋以降でもいいかな?!」と揺れていた。それからは、人との接触を避け、夜は、携帯の電源を切り、すべてのエネルギーを1cmでも推進力になるようにと心がけた。
前夜、寝れずに「夜錬」してしまうところがまだまだ修行だ足らないところだけど・・・。
内藤先生、神原先生両恩師の前、地元加古川で良い走りをしたかったし、絶えずサポートしてくれた競技場の高田君、WIND-UPの白井さん、トレーニングを行っているメンバー達が見守る中で目標を達成出来たことで、漠然と生きてきた30代で一つ自信を持つことが出来た。サポートしてくれたみんなには、感謝の気持ちでいっぱいです。
10秒84ぐらい・・・。って感覚になりやすいけど・・・。
10秒84ってタイムをtigerが持っている価値観と同レベルで共有して喜んでくれる仲間がいることに感謝する。Tigerの中では、ベスト(10秒37)を出した時より嬉しかったからね!!tiger自身インターハイも国体もインカレもグランプリも勝ってるけど...やっと嬉し涙を流すレースが出来たよ!!!
しばらくは、北京の応援に没頭する。


