7年ぶりの練習2009年01月31日

単調なトレーニングが続いているので、勝手に伝説にしている「ミニハードル走」を7年ぶりに行いました。

伊東浩司氏発案
岩崎利彦氏監修
道連れに試されたtiger

リズムを崩す為のトレーニングです。
当時、日本のスプリンターはリズムを取る人が多く...極端に言うと高跳び選手の様な走りもしくは女子選手に多い走り。100mから400mまで走れるtigerもリズム系の一人でした。

リズム系の弱点は、記録にムラがあってリズムにはまらないと走れないく、リレーでしか良いレースが出来ない可能性が高いんです。

当時、アジア記録(10秒00)を出したばかりの伊東氏がよく言っていたのが「速く脚を出す」と・・・。言葉では伝わりにくいんですが・・・。暢気にリズムを作ってる場合じゃないって事です。さっさと動かせ!みたいな~!10秒0台の選手からすると10秒3台の動きは、暢気に見えるみたいでした。

「確かに・・・。」

150mぐらいの練習でも9秒8台のルイスがtigerより同じスピードでも速いリズムで動かしていたのは、びっくりした。意外とリズム取りすぎて、脚の軌跡が流れている事実!

で・・・。

このトレーニング!動きが悪いとスピードが出にくい。
当時、Iさんはミニハードル5台置いて200mを20秒後半で走ってました。
動きのブレもほとんどなく、ハードル越える際も重心移動が超安定!Iさんのハイスピードで安定感ある動きに、ハードル日本記録保持者の岩崎氏も目を疑ってましたが・・・。400MHで一応チャンピオンになってる自称マルチスプリンターtigerは、ブレブレ。ハイスピードでの走り以上の上下運動に身体が対応できず...接地位置や脚の捌き方、力の伝え方など0.3秒の技術の差を痛感するのでした。

リズムを崩す事で走りの技術量が浮き彫りになります。
また、若造と試してみようっと・・・。