2019の自分に酔ってみる2019年10月22日

あれから20年か!?
ふと練習中に思った

1999年のANA61便ハイジャック事件
南部記念陸上出場する為の移動でそれは起こった。

想いを持った姿勢が犠牲となって
自分の命が続くことの解釈に時間がかかるとともに
自分の中で風化していく流れも感じていた。
『走る』には風化を防ぐ意味も込められている。


存在しないのに生きている人の存在

迷いやブレが生じていることを感じたとき
事件や親の死を通じ、自分が何のために生き、
どんな環境の中で生活し、
どの自分が陸上競技と向き合っているのか?
そういった自問自答の中で自制が働くことを知り
制御することの重要性を感じ歳を重ねている。

2000年訪米し、わかりやすくオリンピックを目指した。
なんでアメリカでトレーニングをしようと思ったか?
よくわからないが
そこに行けば強くなれると依存めいた暗示を強く働かせただけだったように...。
何をやればいいのか?わかってないから映える場所を優先する。

今は40m走れる道があれば何とかする自分がいる。

5月に
「人間の美しさ、琴線に触れる部分は、
負けた人失敗した人の生き方の中にしか見いだせないのではないか。
成功者に興味はない」 降旗康男監督の言葉に触れたことで
日本選手権の出場を決めた。

僕にとって特別なワード 博多の森、日本選手権
出るだけで充分と思う反面、
諦めた準備をする人間の走る場所ではないという思いが錯綜していた。
まぁ薄っぺらく日本選手権で10秒台を出すこと
目標とは言えない目標にしていた。
当初は、日の当たる場所を作ってもらったにもかかわらず
その場所を借りてアピールする事で
恩返しになるのではないか?(誰に?)と安易に思っていた。
キモっマジ調子乗ってるって話なんだけど...
そんな勝手に自分で引いたラインを無視して
出来ることを精いっぱいやってみることにした..表現としてはこれが限界。

それがその後を変えることになっていった。
行動だけではなく
思いからの行動がその後の再現性を変えてしまうことを知ることにもなる。
また先の知らない層の存在がかすかに見えた。

精一杯準備した人間がトラックに立ちゴールすることが
陸上競技の礼儀とされ、レベルや年齢はまったく関係ない
マスターズ選手の出場で
それが気付きやすい場所が生まれたことと存在
そして、
そのしわ(礼儀)を重ねた選手の存在の重要性

想いと行動で重ねる年月で
自分の形を作っていきたいと思え始めた。
目標に対し方法ばかり気にしていた時もあったけどね

僕の陸上人生には、
多くの人が自身の時間を注ぎ込んでくれてた
と同時に人の姿から学ぶ機会もあった。
想いを返そうなんて思わなくていい
一生懸命に生きろと言ってくれた人がいたり
バルセロナで補欠だった人は栄光を掴み真後ろで姿を見せてくれた。
アトランタで補欠だった人は腐らず無言で耐え抜き栄光を掴んだ...。
そこにあった想いの存在。

中学3年間同じスパイクを履いて陸上競技をしていた。
全中を前に「スパイク買ってあげよう」って
顧問は言ってくれたが
当時から僕のフィルターは面白いか面白くないかで楽しいや速くでもなく
それでいい記録が出たら陸上が面白くなくなると断った。

スパイクだけを見ればボロボロで傷んでいるとしか言えないが
モノを大事にしたい...という根柢にある想いで
そのスパイクは温かいものに見え始める。
想いの存在が豊かな想像を与え、
見た目の印象とは最小のものだと教えてくれる。

人の代わりを生きるってことは
想いを持って生き抜くことを意味している。

自分は様々な人の想いを汲んで懸命に生きているだろうか?
20年の時を経て心と行動の隙間が縮まり始めている。

全盲夫婦の特集をTVで観た。

この人たちを見習って
『出来ることをやっていこう』という想い前面で
進む2020に迷いはなく緊張に向かうだけ

2019シーズン終了2019年10月12日

今年は2レースに出場。
昨年と違う方法で準備を行うもモタモタして
少しだけコントロールが出来る状態とレースがかぶり
昨年より数値になったけど自分の中ではベースラインより下
どこから作り直せばいいのか?
探っていると大会中止も相まってシーズンが終わっちゃった。

またゼロからやろうと
お肉とケーキ食べながら言い聞かせている。

日本選手権やインカレ、全日本実業団、世界選手権などの
現場で起こっていたことも参考に
また仮説に向かって歩む2020になりそうです。
その場所に呼んでくれた人や様子を教えてくれた仲間
飯おごります。

キーとなる選手を自分の目で確認したこと、
作用させたい方向性を知って事実と結びつけること、
自分の陸上感覚に照らし合わせること

世界を作った人たちの空気感を知っていたことが
このタイミングで最大の武器になりそうな気がしてきた。
向き合うしかないのが答え。

おっさん×走る×再現性にむけ
●出来ること
●やり続けること
●無視すること

これらの整理を好きなことしながら過ごす日常の中で
なんとなく考えていきます。


兵庫秋季記録会2018年10月17日

100m  11.35 +0.9
走幅跳    6m53  -0.5

メジャー大会こなし過ぎて
兵庫陸協の記録会は、国際大会基準運営。
世界マスターズや全日本マスターズよりも厳しく
公平でありがたい。
だからこそ気付くこともあったり

来シーズンの予行として思考錯誤。
器用貧乏を武器にする取り組み。

スタイル確立への道は遠いが
来年も陸上スタイル確立へ向け日々を送る。
荘子を読んで
物事の解釈の違いを学び
競技への意味を見つけようと動いていくと..

プロセスとしては未熟な日本記録更新、メダル獲得、
オチは風と他者比較。
自分に対しどんなマネージメント、コントロールしたか?
それが財産になっていくはずなのに...
肯定できそうな結果が判断を鈍らせ

終わってみれば...
「やっぱりな」

結果が出ても間違っているものは間違っている。

結果に拘ることは、時間を止める生き方とは知らず
そんな考えの時もあった。

50歳に向け
時間を止めるものをなくしていく作業
まずはより赴くとこから始める。

平成29年加古川記録会2017年05月02日


100m 11.18(+1.3)

それぞれが問題を抱えながら
向き合っていると感じている
ゴールして何もない事が一番だと思ったりもするが
予定通りの結果だとなぜかがっかりもする。
心が浮ついている証拠だろう!?

日本を守ってきたオリンピアンがギリギリまで何とかしようと
もがいている姿を見ると
練習やアップが思うようにできないぐらいで
0.1%でもレースを投げ出す事は決して許されないものだと
改めて身に染みる。

その領域の存在がそこにあったこと、敬意を払いたい。

アップなしでも11.2で抑える
その想定の練習はしてきている。

トラブルを想定した練習とその時の判断。
防災のニュースと自分の陸上がかぶって思える。

次は6月4日 布勢スプリント
雨、アップなしで11.1で抑える
想定をしながらの練習を開始する。

そんな事言って格好つけてる時点で
アウトな気もしてきた...。
数値以上の事実を知る瞬間はレースの時だけである。

2020は激戦になる2017年02月28日




イモ―、エジンワ、アデニケン、オビクエル、オグンコヤ、ファスバ

数年前からモーリスグリーンが ナイジェリアコーチをしたり
国外で人材を育てる動きはある。

アリュが国内でプロジェクトを立ち上げたと聞いて
何だかうれしい気分になった。

ナイジェリアからフィンランドに移住した
マスターズの仲間も
『強いナイジェリアが帰ってきてほしい』と言っていた。

短距離のルーツ 西アフリカ
内戦、政治的混乱
選手やコーチが
大金を得ながら国に陸上が根付いた時
この地域はジャマイカ以上のパワーを持っているだろう!

2016 1時間エンドレス2016年11月27日


※詳しくはfacebook-WINDUP AC-イベント↓

今年で第9回を迎えます。
繋ぎ繋がりましょう!!