既に・・・困憊! ― 2009年12月06日
ただでさえ時間がないのに無駄を省こうとチューブ補強を行わなかったが、
師匠...田副先生から「チューブ補強(下積み練習)」を伝授され、tigerの100mのタイムが実業団に入って一気に化けた経緯があります。人からそんな練習しても無駄とまで言われた事もありましたが・・・考え方次第です。
よって補強でしか掴めない感覚や動き、力感...などを発見する事が出来き、走りに直結したトレーニングになったと・・・。補強のやり方を見ていると走りと同じ癖が確実に出ます。
走りに直結させる為の手間としての補強だと捕えていますが、近年は、単純にフィジカルを鍛える系統が多いのかな!?(人や雑誌を見て・・・)
アメリカ行ってびっくりしたけど・・・走りに直結した補強がめちゃくちゃ多い。日本では、もっと単純で腹筋、背筋みたいな感じで括りが大きい。
(アメリカは)先入観でパワー系ばかりで地味な練習しないかなと思っていたけど・・・地味な練習のほうが多かった。日本的心を持つトムテレツだからかもしれないが・・・。そんな補強日本で見た事ないし、発想すらない...そんな感じで新発見が多かった。
最近、若者とトレーニングしていると単純動作の精度の低さを感じます。
精度を見極める目を持っていない可能性もありますが・・・。
それでいて「軸がぶれた」とか「腰乗ってないとか・・・」
レベルにもよるかもですが、
縄跳びできる?と聞いて出来ますよ!って言うから
縄跳びでホッピングさせるとあれっあれっ!!
まったく出来てないじゃあ~りませんか??(かつての流行語引用)
跳べるぐらいで出来るって言っていたら・・・・???
「言葉」と「行動」の意味合いのズレを感じる事が多い
単純動作の精度を上げる方法は、地味練習いわゆる下積み練習です。
10秒5ぐらいが持ちタイムだと単純動作の精度が低くても走れるが
10秒3や2になると単純動作で明らかに人間ではない動きの雰囲気を醸し出しはじめる。
9秒台は、単純動作が本当に単純に見えてあたかも実は、簡単なのではないかという錯覚を与える。
10年ぶりに下積み練習にアレンジを加え、しばらく修行します。
世界歴代 35歳-39歳 200m ― 2009年12月06日
【M35-39 200m歴代の記録】
【1】 20.11 1.9 Linford Christie GBR
100mでは9.97マスターズで唯一の9秒台スプリンター!!
今になってクリスティーの凄さが分かるようになってきました。
【2】 20.14 1.2 Frank Fredericks NAM
100m9秒台。200mのワールドチャンピオン
多くの日本選手が憧れたスプリンターです。
【3】 20.17 1.3 Christopher Williams JAM
今なお、現役(37歳)グランプリにも出場しているスプリンターです。
07大阪ファイナリストです。
【4】 20.19 0.8 Troy Douglas NED
40歳で20秒68で走った伝説のスプリンター!
【5】 20.31 0.1 Floyd Heard USA
tiger心の師匠です。永く続ける事の大切さを教えてくれたスプリンターです。15年ぶりベスト更新!34歳で19秒台で走りシドニーオリンピック出場しました。
【6】 20.45 0.4 Dennis Mitchell USA
静岡で一緒に走りました。トップでありながら競技年齢が長い。
日本が見習う姿が世界のマスターズにはあります。
【7】 20.59 i Douglas Turner GBR
1998ヨーロッパチャンピオン
【8】 20.62 -0.4 Don Quarrie JAM
伝道師...日本でも馴染みの選手です。
【9】 20.63 -0.2 Patrick Stevens BEL
96アトランタファイナリスト
【10】 20.66 1.1 Jeff Laynes USA
日本にも来ていた選手です。
全員見たことあります...なんだかそれが嬉しい。