世界マスターズ陸上2022年07月01日


100m決勝
11.49 優勝
100m準決勝
11.85 2着
100m 予選
12.35 1着

最低限のことをするために最大限のことをして勝ち取った尊いレースです。
ほんの少しのことで歩いていたと思います。
スタートラインに立つだけだったかも知れません。

福鍼灸院の福本さん、吉田治療院の吉田さん、チームトレーナーの前田くんに知識と知恵を借りてスタートラインまでは立てるなと思い、フィンランドに来ました。

たとえハプニングが起きても挑戦しようとここに来てスタートラインに立つことに誇りを持ってゴールしようとミーティングで話ました。
自分に言い聞かすかのように..

僕よりしんどそうな選手もいて
俺もなんてとても言えませんでした。

結果と結びつけて実はこうだったんだよ...って
現場で引き継いでいくことでしか誰かのためにならないと思っています。
想像の現場は、所詮想像でしかなく...

今までの失敗が冷静さを保つことに繋がり
11.5で勝てるんだよといい聞かせた
11.3はいらないよ

今あるものの状態を最適化すれば...
そんな決勝のアップ45分

人生の振り返りをして集中

スタート3歩で勝ったと思ったけど
速くではなく痛めないように走ろうとバランスを意識したつもり...

まだ200もある
やめればいいのに...。

炭酸を塗って
出来る限りの準備をしてみようと
癖ある自分が出てきた。

世界マスターズ陸上2022年07月08日


200m 
予選 24.29 1着
準決 24.42 2着
決勝 23.79 優勝

5日間 6本を走り抜いた。

勝ってわかったこと
ヨーロッパは、
エイジグループごとの記録をよく知っていて正当な記録の評価ができる印象。
勝者を称える行動が根付いていて、
勝利を噛み締めるそんな空間が存在すること
ありがたかった。

またこの舞台で健闘を誓い会いたい
仲間が増えたこと。
仲間と団結して陸上競技を共有できたこと。

成熟した競技の形が見え隠れ
追い求めるものをこれからチームで共有し、
グローバル目線でローカルモデルを築いていきたいとも思えた。

強制引退にならないよう
仕事を軌道に乗せることが急務?

BORY TC練習会7/172022年07月17日

ピークを作りたいところでワーストの状態。
そりゃそうなるか⁉︎と
思えるところまで落とし込めてきた。

少しずつ作りたい状態に近づけるための日々が始まった。
惜しいことの繰り返し
プレッシャーを感じてから
わからないまま作業を繰り返し
やっぱり覚えてなかったよね

何となくの記憶で無理やり作って誤魔化した...


得たものは、
あきらめる境界線の引き上げ。

最善の選択を何によって決定するか?
その模索はずーーーと前からの課題だったことを思い出す50歳夏

BORY TC練習会7/242022年07月26日

世界陸上での日本人の活躍。
選手の背景とともに経験者からの伝承がしっかり結果となって見えた大会だった。
日本の陸上競技は、すべてが過程の真っ只中。
遥かに進み落とし込まれていても、なおより最適に模索するアメリカ。
日本は、時間が進みだした。
一つのドアの隙間から光が見え、
ドアの開け方をみんなで目撃したようにも感じた。

これまで挑戦してきた先人が
『鍵がないと開かないよ』と教えてはくれていた。
どんな鍵が開くのか?
その試行錯誤。
ドアの向こうからまた違う挑戦が始まる。

25年前アテネで活躍した世代が今の日本の短距離界を支え、
そんな一連の流れと共に番組MCが去る。

97年アテネ...
ベストを出した年、代表に近づいていた年。

あれから25年。
マスターズにカテゴリーを変え
鍵を作って、自分でこじ開け、
ドアの向こうで挑戦できるようになった。

旧友がそれぞれの形で陸上界を支えている現状が
たまらなく居心地が良い。
毎年ワクワクさせてもらいながら、
新たな鍵作りをしようかな