沖縄合宿(2) ― 2012年03月17日
澤村前監督の姿もありました。
19歳の時にアメリカへ行き、いろんな経験をさせてくれた恩人です。 今更ながらお礼をさせていただきました。これは、数年思っていた事、直接言えて良かった。
大学1年の時、1991年です。東京世界陸上が行われ、その流れでトムテレツコーチが日大に来て跳躍を見てくれました。tigerは、幅跳び選手出身ですから・・・。
その時にtigerが気に入られて、ヒューストン大学に来ないか?と誘われた。澤村先生が流暢な英語で丁寧に断ったようで...その時の話で盛り上がりました。
玄人好みの動きをしてたtiger...今は、面影もなく。
今でも自信を無くすとその時のことを思い出す。
何もかもがありがたい。
tigerは、ヒューストンに行く気満々だったけど・・・なぁ。
合宿中に奄美で合宿している近畿大学の井上 悟コーチから連絡。どうやら調子がいいらしい。足が止まらないらしい。奄美から日大に合流した猿山(モンテローザ)も悟さん『やばい』の一点張り。
映像見ても40歳の選手で見たことない動きをしている。現役選手より質が上のような・・・。
ん~おかしな人だ。
その井上さんと同級生
森長正樹日大コーチ(WINDUP AC)の跳躍
この人も沖縄でおかしな動きをしていた。
時代を作った人は、実に面白い。
日大が強かった理由に久しぶりに触れた気分。
そんな先輩たちを見て育った現役OBの後輩たちを見て、ふと・・・。
実は、年齢層高い。
やり投げ 村上33歳
棒高跳び 澤野32歳
十種競技 田中31歳
十種競技 池田26歳
このご時世でよく生き残っている。
タフな練習環境がこれらの現象を生んでいるのか?
今回沖縄では、ほとんど同じ行動をとっていたが
学生の姿を見ていると改めて思う...渦がデカいタフな大学。
選手としてもだけど大人としての準備修行のようにも見える。しかしそれが大事。
うっとおしいかもしれないが、学生達にとってコーチ、OBにいろいろ言われながら出来る陸上も今だけかもしれない・・・。
数年後、そのありがたさを知ることになるはず!?
tigerもそうだったけど、勘違いをしやすい未熟な年頃。偉そうにグランドを歩いたり、それが何か??みたいな雰囲気を出す事も....。
同世代の帯なら指摘しあえない事も世代を跨ぐ事で目の付け所に違いが出てくる。陸上だけの枠の考えでは解決しないことも多々ある。
年上のヒントに反応できる心の在り方...
ついつい記録だけの選手からしか学ぼうとしないから・・・。