Mt Sac Relays2014年04月21日

マウントサックリレー マスターズ100m
Men 100 Meter Dash Masters   #大会新
  1 Willie Gault                 Hudson Smith Int         11.28#       
  2 Hiroaki Akabori              Japan                       11.59#       
  3 Ron Crockem                  Unattached              11.66#

オリンピアン(100m9.80w)、スーパーボウル出場50歳で10秒台
世界でマスターズの向上に取り組んでいる
スーパースターWillie Gualtと一緒に走りなお、お話出来たこと…。
大会3日ほど前に彼が出場する事を知り、こんな機会二度とないと思い
無理して出場しました。

大会会場から40分ぐらいのモレノバレーに宿泊
アメリカを満喫する秘訣は、日本人が少ないところに行く事。
一応持って来ていたASICSさんがヒントをくれた別注スパイクに紐を通し、
シューズで走るかアップをしてから決めようと思って...。

トロッティングだけやって
まだまだ葛藤しながら...どこまで自分を抑えるのか??

日本チャンピオンなどと紹介されながら
ブロック合わせ、この空気感だけで十分、
軽く流そうって思っていたけど、
体重4kg落としてるから負担は減るはず
脚切れない様にそれだけでいい。
と割り切り腹を括る...。

まぁなんか知らんけど最高の走り!!
まぁまぁ奇跡に近い。

これだけの環境やはりいい状態で挑みたい。
それは贅沢なんだな!!と現状で良い落としどころこれが大事。

海外のレースでこんな事も出来るようになったんだな!!と...
冬期、沖縄合宿ともに過ごした仲間と
何気に見守ってくれている人達のありがたい思いで
こんな状態でも絶妙な落としどころ。
また一つ教えてもらったレース。

年を重ねるごとに自分で走っている気分はなくなりつつあって
関わるみんなの思いがそうさせてくれている。
自分の思いと人の想いのリンクが強く、
走り方だけでは越えられないものがあると
カールが言っていた事をやっと実感できるようになってきた。

今回、自分だけの力だけでは行く事もしてなかっただろう!!
始めは、確実に無駄な事をしに行くアメリカ。
雰囲気に触れるだけでいい。
自分に変化を求める為に行くアメリカ。
最後は小さくまとまっていっていた自分に気付いたアメリカ。

メダリストを始めこれだけのエリートが集う大会で
マスターズの選手が注目される。
日本人のtigerから見れば異様だが
記録を出せば注目されるものでもなく
記録以上の付加価値をどうやってつけていくのか??

ゴールするとパラシュート開いたマスターズ選手もいて賑わっていた。

後ろ姿だけど日本人がみんなお世話になっている
大会ディレクターのブライアンと2007年大阪世界陸上ぶりに再会した。
また太っていたけど元気そうだった。

走り終わると後輩 田中(モンテローザ監督)と
岡山さん(広島JOC)が会いに来てくれた。
赤堀さんが一番白かった...と面白い事言ってた。

インビテーショナル100mのアップが見たくてサブトラ行くと
ルイスとバレルの息子の姿が...
ルイスが付きっきりでアップを見ている。
こんな光景を見る事が出来たのも嬉しかった。

TVで写真を使いたいからと依頼された時にルイスとの写真がない事に気付き
どっかで出会ったら絶対撮ろうと誓って
いざ見かけても中々近づけず...。

近づいて行った時に
気付いてくれた。めっちゃくちゃ話されたけど
嬉しくて何も覚えていない。
tigerから交通事故にあったトムテレツの事を聞くと
月曜日に病院に行くような事を言っていた。

もう知り合いって言っちゃうよ!!

フロイドもいるからこっち来いよ!!
って言うから付いていくと

フロイドハード tigerの憧れの人です。
19歳で19秒台で走り
サンタモニカTCのスター軍団で黙々とトレーニングし、
34歳でベスト更新しシドニーの代表に
心からカッコいいと思える男です。

スポンサーのハンバーガーを食べながら

ライアンとロジャースを観て
澤野が5m70跳んだし、

ガードナーちゃん観て

走り終わるとこんな感じ...

tigerの情報源
FLOTRACK インタヴュー風景も見て

15年前のホームスティ先レストラン『三善』
『これ食べて頑張って』とおにぎりを持たせてくれた。
一口で当時が蘇る。


世界で活躍する事を目指し
財を投げてアメリカ、ヨーロッパで過ごした過去。
自分の弱さから逃げる為だったと気付いたのも近年。
そしてそれは、陸上を利用し、自分に酔い
格好つけてただけだった。
勝負の世界に生きる人間のスピリットはまったく持ってなかった。
期待されたが10秒3で終わるのも無理ない。

過去の土台確認みたいだったけど
その土台がなかったら40歳過ぎてマウントサック出場なんて
発想にならなかっただろう!!
それが何になるのか?導く事が出来なかっただろう!!

勝負の世界に生きていた人間が
空港に見送りに来てくれたり、
会場で話しかけてくれたり、
結果を心配し励ましてくれた。
勝負の世界に生きたいと思っている後輩は
大げさなツイードでこの挑戦を称えてくれた。
アメリカの地で
勝負の世界で時代を作った人達との再会
トムテレツが目を開けたとグッドニュース。

生きている間も輪廻転生が行われ
上塗りし、しんみり成熟させていく。
熟成された土台からのみモノが立つ...そんな事を感じた今回の遠征。
未熟な土台の小さな変化で一喜一憂してても
ふ~と吹かれれば何も残らない事に気付かないといけない。
勝負の楽しさを知っているのと楽しさだけ知っている
違いも分かるようになってきた。

ゴチャゴチャ語る男は嫌われるよ!!と
ご忠告いただきそりゃいかんと思ってたけど
嬉しくてつい語る...
ほんと黙る練習しようっと...。
パートナーと共にサンディエゴで誓ったつもり...。
そして、この日を境に人生次のステップに・・・。

コメント

_ shige ― 2014/04/22 18:37

長いわ!

_ 塾長 ― 2014/04/23 09:50

長いわ!笑
でもちょっとカッコイイ!

_ tiger ― 2014/04/23 10:49

暇やねん!!
Shige,塾長
オリンピアンからのコメント
ありがたい。
関係ないけど
ピザハットがチャイスタに変わったらしいで

_ shige ― 2014/04/23 15:06

マジか。てんこもりチャイスタにいきたいね。
今年は海外行くぞ。
仁川やけどね。

_ いさし ― 2014/04/26 00:09

かっこいいですね。うらやましい。私も今年は走れるように頑張ろうって思いました。

_ tiger ― 2014/04/29 10:31

イサシさんの偉大な背中、追いかけます。

_ かさ ― 2014/05/03 22:38

すごいわ! 憧れます。

_ tiger ― 2014/05/05 12:48

笠原さん
ことしもよろしくお願いします

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