動き始めた2014年04月05日

テキサスリレーの結果にはびっくり。
しょっぱなから好タイム。
日本人の名前を上位で見る結果は、気持ちがいい。
9月のアジア大会まで...どんな事が起こるか
予想つかないが
黄色人種の9秒台は、日本から...。
tigerは勝手にそんな思いを抱いて、
願いに近い思いで見守っている。

強化の体制も時代と共に変わり
飼い殺し強化から一歩も二歩も踏み込んだ強化へ...
飼い殺しとか言っちゃったら殺されるけど
合宿では、
コーチからきつめのご忠告をいただいたり
自己分析を発表したり、
海外で活躍するための取り組みの勉強会や
先輩選手の経験を聞く勉強会なんてのを
ミーティングで行い、自分の置かれている立場や方向性、
チームの方向性、日本選手としてのフィロソフィーなどの認識を行っていた。
リレーでメダルを・・・と取り組んでいた時代の内容。

メダルを手にした今、
ユース、ジュニアから教育され
より選手の意識も高く、チーム内で置かれている位置、状態、
進むべき方向性などの認識もより強く、綿密。
国家チームとしての役割も強くなってきている。
選手能力は、確実に上がっているが
世界の進み具合が半端ないのが現状であろう
我々マスターズとは比べ物にならない
大きなエネルギーが働き...絶対的結果を求めながら
集団戦略でアジアナンバー1を目指す。
今年に限っては、アジアナンバー1の存在感を示す事が重要な年。


いち陸上ファンが無責任な事言うて興奮してます。


ベイラー大の学生がジュニアの10.01をマークしたり
フロリダでは学生が19秒台をマークしたり
アメリカが息を吹き返しつつあり、
高い揉み合いが起こりつつある

ブレークのトレーニング映像が公開され
地味で緻密、簡素化された具体的トレーニング。

アメリカを見ると
明らかにトレーニングシーンは変化した。
日本はどう変化していくのか?
まずは直接見てこないとね!!

変化2014年04月12日

テキサスリレーでの世界ジュニア記録10.01映像
中盤は、同級生の動きにそっくり
たまげた

シェリー...のトレーニング映像
雰囲気や空気、背景を追っていくと
感じるものにしかわからないものの存在に気付く。

茂木さんが言っていた
脳から信号は出ていても
ストレスの少ない状態でないと
脳内で信号を受け取る事が出来ない。
tigerも同じ目的で渡米する。

同じ事の繰り返しの中で
変化の目的は...

Mt Sac Relays2014年04月21日

マウントサックリレー マスターズ100m
Men 100 Meter Dash Masters   #大会新
  1 Willie Gault                 Hudson Smith Int         11.28#       
  2 Hiroaki Akabori              Japan                       11.59#       
  3 Ron Crockem                  Unattached              11.66#

オリンピアン(100m9.80w)、スーパーボウル出場50歳で10秒台
世界でマスターズの向上に取り組んでいる
スーパースターWillie Gualtと一緒に走りなお、お話出来たこと…。
大会3日ほど前に彼が出場する事を知り、こんな機会二度とないと思い
無理して出場しました。

大会会場から40分ぐらいのモレノバレーに宿泊
アメリカを満喫する秘訣は、日本人が少ないところに行く事。
一応持って来ていたASICSさんがヒントをくれた別注スパイクに紐を通し、
シューズで走るかアップをしてから決めようと思って...。

トロッティングだけやって
まだまだ葛藤しながら...どこまで自分を抑えるのか??

日本チャンピオンなどと紹介されながら
ブロック合わせ、この空気感だけで十分、
軽く流そうって思っていたけど、
体重4kg落としてるから負担は減るはず
脚切れない様にそれだけでいい。
と割り切り腹を括る...。

まぁなんか知らんけど最高の走り!!
まぁまぁ奇跡に近い。

これだけの環境やはりいい状態で挑みたい。
それは贅沢なんだな!!と現状で良い落としどころこれが大事。

海外のレースでこんな事も出来るようになったんだな!!と...
冬期、沖縄合宿ともに過ごした仲間と
何気に見守ってくれている人達のありがたい思いで
こんな状態でも絶妙な落としどころ。
また一つ教えてもらったレース。

年を重ねるごとに自分で走っている気分はなくなりつつあって
関わるみんなの思いがそうさせてくれている。
自分の思いと人の想いのリンクが強く、
走り方だけでは越えられないものがあると
カールが言っていた事をやっと実感できるようになってきた。

今回、自分だけの力だけでは行く事もしてなかっただろう!!
始めは、確実に無駄な事をしに行くアメリカ。
雰囲気に触れるだけでいい。
自分に変化を求める為に行くアメリカ。
最後は小さくまとまっていっていた自分に気付いたアメリカ。

メダリストを始めこれだけのエリートが集う大会で
マスターズの選手が注目される。
日本人のtigerから見れば異様だが
記録を出せば注目されるものでもなく
記録以上の付加価値をどうやってつけていくのか??

ゴールするとパラシュート開いたマスターズ選手もいて賑わっていた。

後ろ姿だけど日本人がみんなお世話になっている
大会ディレクターのブライアンと2007年大阪世界陸上ぶりに再会した。
また太っていたけど元気そうだった。

走り終わると後輩 田中(モンテローザ監督)と
岡山さん(広島JOC)が会いに来てくれた。
赤堀さんが一番白かった...と面白い事言ってた。

インビテーショナル100mのアップが見たくてサブトラ行くと
ルイスとバレルの息子の姿が...
ルイスが付きっきりでアップを見ている。
こんな光景を見る事が出来たのも嬉しかった。

TVで写真を使いたいからと依頼された時にルイスとの写真がない事に気付き
どっかで出会ったら絶対撮ろうと誓って
いざ見かけても中々近づけず...。

近づいて行った時に
気付いてくれた。めっちゃくちゃ話されたけど
嬉しくて何も覚えていない。
tigerから交通事故にあったトムテレツの事を聞くと
月曜日に病院に行くような事を言っていた。

もう知り合いって言っちゃうよ!!

フロイドもいるからこっち来いよ!!
って言うから付いていくと

フロイドハード tigerの憧れの人です。
19歳で19秒台で走り
サンタモニカTCのスター軍団で黙々とトレーニングし、
34歳でベスト更新しシドニーの代表に
心からカッコいいと思える男です。

スポンサーのハンバーガーを食べながら

ライアンとロジャースを観て
澤野が5m70跳んだし、

ガードナーちゃん観て

走り終わるとこんな感じ...

tigerの情報源
FLOTRACK インタヴュー風景も見て

15年前のホームスティ先レストラン『三善』
『これ食べて頑張って』とおにぎりを持たせてくれた。
一口で当時が蘇る。


世界で活躍する事を目指し
財を投げてアメリカ、ヨーロッパで過ごした過去。
自分の弱さから逃げる為だったと気付いたのも近年。
そしてそれは、陸上を利用し、自分に酔い
格好つけてただけだった。
勝負の世界に生きる人間のスピリットはまったく持ってなかった。
期待されたが10秒3で終わるのも無理ない。

過去の土台確認みたいだったけど
その土台がなかったら40歳過ぎてマウントサック出場なんて
発想にならなかっただろう!!
それが何になるのか?導く事が出来なかっただろう!!

勝負の世界に生きていた人間が
空港に見送りに来てくれたり、
会場で話しかけてくれたり、
結果を心配し励ましてくれた。
勝負の世界に生きたいと思っている後輩は
大げさなツイードでこの挑戦を称えてくれた。
アメリカの地で
勝負の世界で時代を作った人達との再会
トムテレツが目を開けたとグッドニュース。

生きている間も輪廻転生が行われ
上塗りし、しんみり成熟させていく。
熟成された土台からのみモノが立つ...そんな事を感じた今回の遠征。
未熟な土台の小さな変化で一喜一憂してても
ふ~と吹かれれば何も残らない事に気付かないといけない。
勝負の楽しさを知っているのと楽しさだけ知っている
違いも分かるようになってきた。

ゴチャゴチャ語る男は嫌われるよ!!と
ご忠告いただきそりゃいかんと思ってたけど
嬉しくてつい語る...
ほんと黙る練習しようっと...。
パートナーと共にサンディエゴで誓ったつもり...。
そして、この日を境に人生次のステップに・・・。