40歳100m10秒台への道【17】2012年09月11日

世界新を祝して
アリスメリットのトレーニング動画
tiger blog2回目の登場!!

ドリルのリズムが
ハードルとリンクしていてアメリカらしい。

日本人の考えるドリルは関節に対してとか
可動域に対してであったりとか
そこからまた『走り』につなげる時に
もう一手間必要になるようなものが多い。

ジャマイカにしてもアメリカにしても
単純なスキップ系が多い。

tigerの認識でもスキップ出来れば
ある程度動ける印象がある。
動けるって言っても
マックか神戸牛かというぐらいの違いがあるってことは
承知だと思うけど・・・。
走りのスキルが出やすいのが『スキップ』『バウンディング』

子供教える時もスキップでいいやん
選手同士でもよくなる話。

近畿選手権のアップ場でも
実際スキップのリズムおかしい人多いし...。
形出来てたらok!!な事ないし...。

選手の間でも高速スキップの第一人者は日本記録の人ね
女性でキレたスキップしてたのは、マリオン。



Watch more video of Aries Merritt on flotrack.org




歩きやjog、ドリルのリズムが若干違う。
何のためにそのリズムなのか??

海外選手は、狙いがあるうえでそのリズムで行っている。


何となく近畿選手権観てきました。
何となく適当に観に行ったけど
大御所某オリンピック選手に会いました。
『お前の100mと幅跳びは最高だよ!』
毒舌からお褒めの言葉をいただき
tigerご満悦。

燃えカスを少しもらって...
それだけであと一年は走れる...。
近畿選手権観に行ってよかったわ
誘てくれた山本さんおおきに・・・。


周りにTOP目指す選手が出てきたから
tigerも肖ろう!!
来年もう一度出直しだな!!
来年5月に向けやってみるか??

気分は冬期だけど...


同級生と一緒に『チーム加古川』全日本マスターズ行きます。



40歳100m10秒台への道【18】2012年09月19日


17日(祝)は、ウィンドアップのイベントが行われ、
その中でウォーキングセミナーを行いました。

関節的にはこっちの動きでしょ!?
という事で内旋からのドリルを紹介。
写真で見ると滑稽です。

今週末は、全日本マスターズ(岡山)全日本実業団(福岡)
トレーニング仲間は散ってレースです。

tigerは、博多の森を夢見ましたが岡山ね!!
24年ぶりに国体で優勝した競技場で走りたかったですが...。
自分の巡りあわせをモノに出来ないこの弱さ。

人の流れや周りの状況が変わり始めているので
何かが上向き始めているのは確か!!
波にしっかり乗りなさいtigerくん。

等身大で10秒台へのアプローチをもう一度...。
全日本M出ますが...これは、記録より違う目的。

10月より第2,4土曜 神戸新聞文化センター 加古川KCC(加古川町北在家)にて
ウォーキング教室することになりました。
その前に体験会を実施。
9月29日(土)9時45分開始です。
恥ずかしながら今のところ参加希望者なしらしいです。
もしもしこのblog見て入会希望される方は、
赤堀さんの紹介で…と言って
お申込下さい。
入会金が無料になります。

その他 陸上的ウォーキングセミナーなどの予定。
『陸上的ウォーキングセミナー』
10月13日(土)フィジカルバンガード新神戸店 15時半開始
10月14日(日)フィジカルバンガード朝霧本店 13時半開始
対象 歩きに興味がある方

『陸上的ランニングセミナー』
11月24日(土)「ランニングクリニック」競技的ランニングと競技着眼点 
対象は、トレーナー、学生、治療家、これからトレーナーの勉強をしたい方です。

理想と現実の距離を縮め、現実の引き上げが狙いです。
本で習ったことを教えて
『出来ない人が出来ない事を教える』スパイラルを脱却。
走るや歩くをマニュアル的情報だけで納得させるのは、腹立だしい。

...などなどのアッツ熱の思いがあるが、レース前なので落ち着きます。

もう一つ...
明日から4回、神戸新聞(東播版)に登場します。
過去の経歴、海外での経験、ライバルから・・・、10秒台への・・・。
もしかしたら近いうちに読売新聞(関西 夕刊)にも登場します。

出たがりですみません。
40の男に興味持っていただいて...
しっかり前向いて生きます。

全日本マスターズ20122012年09月23日

60m 40歳以上
1 赤堀 弘晃 兵 庫 7.16
100m 40歳以上
2 赤堀 弘晃 兵 庫 11.30
200m 40歳歳以上
4 赤堀 弘晃 兵 庫 23.35
jogすら...の状態から分かってエントリーした以上
棄権する訳にいかない。
ありがたい事に神戸新聞の連載で結果も少し求められ気味で...。
これしか方法がなく
PMインターミッションを3週間やりこんで挑んだ今回大会。
前日にjog出来たので出場決意。
歩く事さえできない状態から日本選手権走った過去の経験と合わせると
大したことない。マスターズではよくある事。故障と向き合う。
被害妄想は全くいらない。

マスターズ陸上の大事な所は、どんな状態であれBESTを尽くす爽やかさ。
池田(富士通)は、10種だけに?10錠飲んだと言っていたが
tigerは最後にボルタレン3錠。お蔭で痛みなくアップを開始。
とは言え脹脛は不安定。
動く度に、張る場所が変わる。

30分jogとドリル、流し1本をやって集中だけでレース。
こんなの今まで何度もやってきたから何とでもなる事も知っている。
案の定、何とかなった。

120m走るつもりでスーッと走った。
アップの感じでは11秒4ぐらいだったので、心理的アプローチで
0.15ぐらい上げる事を目標にしていた。
結果2位だったけど...100mのレースとしては、めちゃくちゃいい走り。
満足し、足の痛みもなかったので即、明日(60m)も出場を決意。
同級生 芝 幸一郎も会社に電話して明日の60m走る事になった。
悔しかったんだって・・・。
走り終え、『40歳スプリンター』の特集を組んでくれてた神戸新聞井上記者と談笑。
10秒台程遠くてすみません。

みんなで温泉に行きケアは、万全。

そして今日(9/23)の60m
昨日の反省から速い動きをアップにいれた芝。
ただでは帰りたくないようだ。

アップ中に井上 悟氏からお電話。
『なんで2位やねん』
面倒見のいい先輩は、ありがたい。

事情を説明すると、『それでなら、めっちゃ良いやん』
この感覚もありがたい。
そして、しらーっとマスターズ参戦を促す。
目の保養にもぜひといったところ。
ひたすらゆっくりの流しで『起きてちょうだい あなた』と
呟き続ける。

競技場に入ってもテンション上がらず
余裕を持ち過ぎてレースに挑んだ。
スタートもはまらず、おまけに力んで終了。
60mは興奮が少しいるな
8kp回すぐらいが良かったかも...。
今回は、2kpぐらいの感覚でいちゃった。
7秒15ぐらいが設定タイムだったので予定通り過ぎるタイム。
60mに出場したチームWINDUPで談笑。
脚の不安はあっても痙攣すら起こってないので200mを決意。

アップで感覚が出始めて今さら...って感じだったけど
レースに反映される事はまずない??
今回の収穫は、無理やりの状況で感覚を出せるまできたこと。
現状23秒3ぐらいと思っていたので
前半からいって痙攣するならまたまたスーッとどこまで走れるか??
みたいな意識でレース。
コーナー出口で意識を入れれたが...そこまで110mまでが限界。
そこからもがいて脚にダメージ出しては、200mの意味がなくなると思い、
最小のもがきで走ったつもり...。
予定通りのタイム。

勘は、まだまだ健在なので練習、レースにどう反映させていくか?
いまいちアイデアは、ないけど。
マスターズの先輩方、後輩と触れ、
何かを感じ取った。

声をかけて下さった皆さんありがとうございます。
近づけないオーラ出してるつもりまったくないので
今度とも気軽にお願いします。

次レース(40歳3レース目)は、10/20兵庫マスターズ(ユニバ)。
100m、200m。
今年最後に少しでも積み重ねた状態を作りたい。

40歳100m10秒台への道【19】2012年09月25日

40歳で100m10秒台を目指す
これは、数年前からの目標です。

競技人生の中での通過タイムに過ぎない。
40歳でのラップといったとらえ方をしている。
ラップを落とすと上げる為のエネルギーは、膨大に必要になる。
今年のベストを尽くし、10秒台への可能性を残し
冬に繋げる...波を作り、波を待つ。

40歳スプリンター
【神戸新聞の内容】と補足。
①過去の記録にこだわり
あくまでも10秒台にこだわる。
僕の場合、気が付けば10秒台選手だった。
高校一年の京都国体であっけなくマークした。
それからは、10秒台を出すことは、当たり前の認識。
それをいかに9に近づけるか???
10秒台と言っても10秒後半、中盤、前半では、
競技に対するアプローチに違いがかなり出る。
10秒3ぐらいからは、誤魔化しの確立が減り
勢いだけでは、1回こっきりで終わる。
競技に対してトータル的に確立し、偏った考え方が落とし穴になる。
これは、マスターズで記録を目指す時に似たものを感じる。

10秒5ぐらいで競技をしている選手より
マスターズで記録目指している選手の方が自分をコントロールする能力が高い。海外のトップ選手が確認しながらアップする光景とかぶる。
勢い任せのアップは、ほとんどない。

こういった目線でマスターズを観戦すると
マスターズでは、日本選手と外国選手の違いをあまり感じないのでは、ないかと感じている。

以前観戦に来た森長氏(バルセロナ、シドニー代表)が
怪我などで苦労されてる分みんな動きがいい。
これは、学生にはない感覚...。
早くアメリカに渡った選手は、タイムより動きで判断していた。
これが学生だと動きより記録をみて判断してしまうだろう!!
これらが日本の目の弱さだと思う。
速いものにしか目がいかない...。
良い動きをした子供がたくさんいる事を・・・。

②けがに苦しんだ20代
ほんと調子乗り故怪我をした。
地に足をつけ、背伸びしている自分に気付くことが遅かった。
ただ怪我をしようが乗り越えればいい。
手術してもtigerもそれらを越えてきた。
腐っていく一方で希望を持つ...。いつかは、光が見える。
補えるモノも世の中にいっぱいある。
いろんな人から話を聞いて、前に進む。
怪我は、動きが悪いのと地に足がついていないから...。
他人のせいは論外。自分の体と自問自答する本当のチャンス。
いろんな怪我の治し方を知ったのもすべて怪我のおかげ。
病気と一緒で頼るよりまず自分で治そうとする志。
必死にアプローチする事が大切。
紙面で怪我の話は、みっともないなぁと改めて感じた。
自分からするものではない。

③ライバル 
ここでは、高校時代の朝原の事。
tigerはそんなこと思った事もないけど
周りの認識はそうみたい。未だに・・・。
今回のマスターズでも言われた
朝原より君の方が世界に近いと思っていたけど・・・(某記者)
tigerそんなのも面白いと客観的。
見る目ないですね!!努力が足らなかったんですよ...といった。
本当にそうだろう!!
兵庫でワン・ツーこれしかなく...自分がワン、なんても考えていなかった。兵庫の強さをアピールしたかった。それは、レベル高いゆえに7m跳んでもインターハイに出場できなかった選手に対しての礼儀を意味していた。
昔から試合前、試合中は、しゃべらない。
俺流礼儀。締まった試合が力を引き出す。
シニアになっても朝原がいるレース居ないレースでは、
レースの締まり方が違うのも感じていた。
それは、tiger以外の選手もそうだったと思う。
彼は、日本でレースを締める事が出来る男。
tigerがマスターズで目指すは、このポジション。
未だに『同志』と声をかけてくれるだけでありがたい。
オスロで見た彼の10秒02。人のレースでこれ以上の興奮は未だない。
彼によって気持ちも固まり、彼の著書『肉体マネージメント』に書いてもらったサイン。tigerにとって神の存在だけど、昔話できる仲間です。

④社会人選手をリード
実業団、クラブチームtigerは両方に属している。
これからを考えていくとクラブになっていくだろう!
一般種目において実業団は、機能していない。
全国で試行錯誤されている最中。
WINDUP ACも地域密着で出来る事をどんどんやっていく。
マスターズでは、いろんなチームがあって活発な活動がされている。
20代30代が主体のチームが増え少なくとも受け皿と環境の整備、
抵抗感なく陸上を続ける事が出来るように・・・。
選手は、もっと自分を売り込めばいい。

40歳100m10秒台への道【20】2012年09月29日

神戸新聞特集記事
40/10 フォーティテン
この現実に向け、
40歳3レース目
兵庫マスターズ(ユニバ)に向け
練習開始。

やっと練習して挑めそうな
シーズン最終戦です。

思い存分やってダメなら
また来年でいい。
しっかり待てる自分も居るようになった。

果てしなく10秒台へ近づける努力惜しまない。
生活、仕事、自分に影響を与える様々なモノ
それらが安定してきている。

過去の産物を武器にする為には、
痛みを繰り返し練習していたら中途半端にしか引き出せない。
過去の中途半端さを肯定していく事...。
40歳10秒台が一つ肯定するきっかけになるであろうと...。

大会まであと3週間。100mにどっぷりつかる覚悟もできた。
やっとかも知れない。途中でまた流れが切れるかもしれない。
不安、期待それらが交差する中で前向いていきます。


先日優勝した。
全日本マスターズM40 60m