BLAKE が Break2011年09月17日

BLAKEの200m 19.26


BOLTの100m 9秒77


オリンピック、世界選手権以外で稀な好記録続出の大会です。
ロンドンオリンピックでどんなことが起こるか?世界をワクワクさせる程のビックニュースです。

首の太さが特徴のBLAKE。背骨の安定感は抜群です。上半身が安定してGAYと似た特徴です

身体の特徴にあった走りをしているのが世界ビック2(BOLT、BLAKE)の特徴

海外のコーチには、特徴を捉えそれぞれにあったコーチングをするコーチもいます。それは、理想形かもしれないが、実際は、そういった配慮で終わることの方が多い。どれだけのコーティングサンプルがあってそれを可能にしてるか想像した時に、その労力と手間、挫折や成功などそんなものが連想でき感動いたします。半端ない。

日本でも海外でもはめ込む事の方が多い。はめ込んだ上で試行錯誤。
彼らのコーチは、Glen Mills。 同時期に違うタイプのアスリートで結果を出しているのがリスペクトです。かつては、 セントキッツ...Kim Collins, イギリスDwain Chambers、ジャマイカRay Stewartなどのコーチをしていた。

1991年に渡米した時、トムテレツ(カールルイスコーチ)に『ナチュラル、ナチュラル』と言い続けられてきた。そして、小学5年生のランニングビデオを見せてもらった。それから子供の動きに興味を持ち、自身の感覚でも小学生ぐらいのときの方が身体が動いていた...そんな印象がある。それは記録や速さとは違う次元。筋肉や関節に対しての動きとしての完成度。小学生時に高い完成度を持っててだんだん崩れていく感じ。しかし、筋肉や神経の発達で記録などは向上するが・・・。動きとしては、退化してるような・・・疑問?が常にあった。
室伏の復活や世界の動きを見てると改めて『ナチュラル』の定義の深さが身にしみる。

現在は、いろんな研究によりダメージに対して回復を取る考えや良い動きをする事で筋コンディショニングを高めたり...20年ぐらいにルイスから聞いた事とあまり変わってない。知ってても何も出来なかった自分の無力感だけが浮き彫りに・・・。

この年齢まで競技を行うと『ナチュラルだけ』だとつくづく...。
若い時から口すっぱく言われ知っていてももしくは、感じていても若さゆえ知ってる程度で終わらせてしまい計画を立てる上で優先順位を下げてしまう。 今の自分は、『ストレングス』より『ナチュラル』をトレーニングにおいて最優先しています。年齢によって変化するものかもしれませんし、関係ないのかもしれません。

しかし、こういった気づきは、長年競技やってて良かったと思える瞬間。
『気づくことの幸運...』そんな捉え方です。

これを選手に伝え選手の結果にどう結びつけるか!?となったときは、まだまだ気の遠くなる話。手間と時間、熱意が必要なのは、なんとなく想像がつくけど・・・。

まずは、自分で確立すること...それを目指す。

19秒26...興奮するなぁ

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