パワーマックスの巻2012年02月11日

秘密のトレーニングにしてたけど・・・。
いまや陸上のトレーニングでパワーマックス(PM)は、当たり前。
中学生でもするようになっちゃった!

tigerは、2000年5月地元加古川で行われた関西実業団でアキレスを痛め
途方に暮れていた。
そんな時に森長選手がPMを勧めてくれた。

ヘルニアで何も出来ない森長選手が
ヘルニアのリハビリでPMを導入。
そして、彼はPMを始めとしたトレーニングでヘルニアを克服しシドニーに出場した。
シドニーを狙ってトレーニングしている時に勧めてくれた。

当時一回のトレーニングで無酸素トレーニング、ハイパワートレーニング(10kp)、ミドルパワートレーニング(6.5kp)を行ってました。
6カ月間2日に一回の割合で行い。

アキレスの傷が癒え走り始めたことには、負荷に耐えれる走りが身に付いていました。
2月の沖縄でも10秒3ぐらいで走ってました。
井上悟先輩からも太鼓判を押してくれる程に回復。
PMマジックにはまりきっていたが・・・。
シーズン直前にアキレス再発で・・・。

その事から走らなくても身体を作る方法として...
アキレスへの負担を少なく走れる状態を作る為の
トレーニングとしてPMを活用している。

tiger勝手な解釈で100mのレースにおいて
加速、中間、減速に分け
加速部分のイメージとここに対してアプローチする場合は、10-12kpを5秒から7秒
中間に対して4-8KP7秒から10秒
減速に対して1-3kp10秒-30秒の回転数を上げるトレーニングをします。

tigerの場合(PM v3 黄色Vは15回転ぐらい回りやすい)無酸素トレーニングにおいて4kp200 7kp165 10kp130という
最低ラインがあってこれを下回る場合は、疲労回復を優先し
練習を休養する様にしている。

PMの利用は、筋肉状態を見極めるコンディショニングの意味もある。

より強くコンディションを見極めたいときは、
【インターミッテント】5秒20秒レスト10本
60kgに選択すると4.5kp
70kgに選択すると5.3kpに設定される。
6本目以降は、根性練習だな!って感じだけど・・・・。

回復の確認とATP-PC系が枯れてしまった状態で意識コントロールし、出力を作る。
精神的に充実していると最後まで逃げずに挑める事が出来る。
そのことが重要で逃げた状態でトレーニングしていても何の身にならない。

上の写真のデータは、ちょっとチキンな傾向が出ています。
コンディションが整ってくると200ぐらいから-5ずつ減っていく。

過去の経験からレース後にそれを知らされることが多く。
『もっとああだった』とか『こうしておけば良かった』
それらの後悔を防ぐチェックとして行っています。

【ウィンゲート】30秒MAX
これをやってSQをやったり、300m走ったり
負荷に負荷をかけて意識の圧力を高める。
普段の意識レベルでは、出来ませんから
潰れる事を阻止する為に意識を集める事が必要になる。

ああだ!!こうだ!!考えていても無理。
する為には、体中にあるものを集めるのみ

いずれもこなす練習も出来るが
逃げたトレーニングがもたらすものは、なにもなく
時間を浪費するだけである。

限られた時間で効果へと導く為には、意識を圧力を高める必要がある。

シーズン的な面では、この時期からは1kpなど神経系にアプローチする。
250から260回っていればOK!!
陸でスピードトレーニングを開始する。

一昨年は、10kp30秒に重きを置いてやっていた。
今年は、3kp 180回転キープ20秒を取り組んでいる。
先週は、200回転20秒キープをやってみたが残り3秒ぐらい無理だった。
ブレークの様に適度な高速ピッチで動く感覚を脳にインプットさせる為
tigerは、間延びリズムのため、ついつい気持ち良い走りをしてしまって
スピードが上がりづらいから・・・。

集中の仕方次第で数値が激変するので
集中の仕方の確認の意味もある。

4kp 205 7kp 168 10kp135と300m35秒前半で10秒台って感じ。
一緒にトレーニングしてる選手では、4kp225回すのがいたり、10kp159まわす選手がいる。

スクワット同様、ポジショニングの確認としてのPMを利用していて、
それに意識、回復、出力、感覚を合わせていく感じです。

重たいのが回っていると腹のポジションがいい判断で
軽いのが回っているときは、股関節周りの動きがいい時。

トレーニング方法は、目的でいくらでも設定できるから
目的を何にするか?これが重要かも・・・。

コメント

_ Takahashi Daichi ― 2012/02/13 21:22

ありがとうございました!秘密のトレーニング…僕には十分すぎるほどの情報だったとともに自分のレベルの低さがよくわかりました。これは立ちこぎでするんでしょうか?座ってやるんでしょうか?
私は競技を復帰して以来、中間での伸びがなくなった感じでまるでギアが5まであるのに2しか入らない、ピッチも上げたいのに上がらない…こんな状況です。なのでこの練習を自分の練習にできるようにじっくり取り組んでみたいと思います。本当にありがとうございました。

_ tiger ― 2012/02/16 16:14

Takahashi Daichi さん
立ったり座ったりいろいろです。
いろいろ試してみてください。

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