世界陸上その...3 ― 2011年09月02日
どうなるの?
トレーニングパートナーの山本君が3位までに入れば
日本選手権出場が決まるだけに・・・。
気がかり・・・。
出場を決めた状態で冬季トレーニングに取り組みたい。
少しのアドバンテージがすごく大事。
今回の世界選手権観ていても重要な要素のように感じる。
一生懸命は、最低限度の努力。
いわば当たり前である。
先にあるものをどうつかむか?
向かい風の多い今回大会では、『軽い動き』が主流の日本、
当然、太刀打ちできない。
同世代がコーチなど教える立場の人間が多くなり、よく話に出る話題。
軽く速い動きがしみこんでいる若い世代に『重い動き』といってもピンと来ないらしく...。伝えるのが非常に難しい。
92年バロセロナオリンピック後に森長氏から
決勝でのルイスの調整の仕方を教えてもらった。
走幅跳には、やりにくい風が回る状況。基本、向かい風。
普通ならマークを前に出して助走をすることが多い。
ルイスとトムテレツは、1足下げ、そして、地面への圧力を上げた走りを指示した。
風に負けない走りの方法を知っている...。
マークを前にする発想では、足は合うがスピード乗り切らないから記録は、風の抵抗分以上に下がる。圧力のある動きなら風の抵抗分、下がるような印象です。
森長氏がルイスのスパイク音が半端ないと言っていた...。
練習で聞く音と違っていた・・・と。
室内競技会でドノバンベイリーの隣を走った事があった。
スパイク音にビックリしながら走った経験がある。
走りながら『どんだけ地面押してるねん』と思いながらゴール。
デニスミッチェルと走った時もそうだった。
練習でリロイバレルと300m走ったときもスパイク音が気になったし、
伊東浩司氏と300m走ったときも音が気になった。
観てるだけでは、分からないものの一つかも知れない。
陸上の世界では、そんなものがいっぱいある。
そんないったものを発見し、どう自分のものにしていくか?
これは、日本に居ては無理。発見の仕様がない。2年に一回の世界規模の大会出場では・・・時間が足らん。
どのレベルの動きを肌で感じるか?
200m予選
日本選手好走です。
中でも高平選手の2着。これは、すばらしい。
ほんま凄すぎる。
後半崩れても離されない。
これが出来ればオリンピックは、明らかに勝負しにいける状態を作れるはずだ!日本では、気づく事の出来ない自分のブレに気づくチャンス。
今回の経験を来年に繋げれる心理状態だと思うので
出し切るレースしてほしい。
【準決勝】着順
1組 Christophe Lemaitre、Nickel Ashmeade、Michael Mathieu
2組 Usain Bolt 、 Rondel Sorrillo、Jaysuma Saidy Ndure
3組 Walter Dix、Alonso Edward、Mario Forsythe
【決勝】着順
Usain Bolt Christophe Lemaitre Walter Dix Nickel Ashmeade Alonso Edward Rondel Sorrillo
現地の情報を元に100%の的中を目指します。
エヘェ!?
世界陸上その...4 ― 2011年09月04日
世界陸上観てますか?
この人見て・・・ピンと来た人
凄いです。
ミックスゾーンで最初にインタビューをしているNBCのLewis Johnson 氏...。
階段上がってすぐの所・・・何においてもアメリカの凄さを感じます。
TBSの女性よりもよくTVに映ってるような気がします。
テグ大会個人的には、競歩が楽しかった。
壁に向かって背骨を動かしてる映像は、『地味だな』と思いながらも感動ものでした。
そういったところから積み上げていかないといけないスポーツの証。職人肌のアスリートが減った昨今、職人肌アスリートが伝承されている事に未来を感じます。
マスターズの陸上にも似たようなものを感じますが・・・。
幅跳びの助走出だし...斜め後ろからの映像...素敵でした。
引いて出ている選手が多いことに気づきました。
乗り込み発想だけではなくスイングも使っている。
ベイリーぽい動きの人が多かった。
ボルトの集中力の凄さが見れた昨日の200m
1秒ぐらいで集中できるあの切り替えが、足の切り替えのスピードと関係するのか!?
ふと集中に時間かかる人を見て...ん切り替えスピード遅いなぁっと・・・。
本日最終日。
頑張れ~日本。
お知らせ ― 2011年09月10日

日本以上にカジュアルな感じです。
楽しいを求めるのに・・・必要な要素のひとつかもしれません。
見るからに楽しそう!
おまけにイシンバエワに教えてもらって・・・。

陸上関係者にお勧めのお知らせ
●トレーナー資格 NASE Japanより
〇NASE Japan 説明会及びセミナー
アメリカのトレーニング事情について
9月18日(日)13:00~15:00
フィジカルバンガード本店 。(JR神戸線 朝霧駅)
兵庫県明石市大蔵谷東山488-70駅前ビル201
078-919-5334
参加費 無料
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physicalvanguard@docomo.ne.jp 迄
尚、当日参加できない方、資料をお送りしますので、メールまたは電話でご連絡ください。
波を知る ― 2011年09月13日

11日、ベルリンではBlakeが9秒82
1週間で2度9秒82で走ってます。
これぞ!勢い!!乗った男です。
といっても世界の流れは、陸上シーズン終盤です。
来年のオリンピックに向けて動いてます。
日本では、実業団があったり、国体があったり
選手は、大変。
tigerの今シーズンは、5月、6月の2ヶ月間。
その為の準備に、7ヶ月を要した。
今年は、空振りだったけど・・・
来年は、ちゃんと芯にあてるよ!
トレーニング仲間たちは、まだまだシーズン真っ盛りの人ばかりなので
協力体制バッチリ。
資格の説明を受けに入ったり、ゴルファーのトレーニングしたり、全日本実業団に応援に行ったり...休みなく幸せな日々。
40歳で100mで勝負?400mHにトライする?
何でもやりますか??
空振りを怖がらずに、見送りだけは、避ける取り組みを・・・ね!
40歳をモチベーションに物事に勢い付けをしたい...今日この頃。
大手パチンコ店がアスリート支援の為、オーディションを行います。
http://world-challengers.com/message.php
元々、パチン業界では、『ガイア』や『123』などゴルフ業界のサポートをしている事が多いが
フュチャーされにくかった貧乏アスリートの支援となると何かものが動きそうな気もする?増えれば…。
サポートする側の方針に影響されやすいのは、もちろん。
金払ってるから言いたい事は、言いたい。
とか...結果でないから明日から働けとかは、よくある話...。
いい話と食い付いたものの、
志し半ばであきらめた選手も山のようにいる。
親心を持って、選手の情熱をかって上げてほしいなぁと思います。
可能性は、どこにあるか誰にもわからない。
欧米でメーカーが選手に対して行っている様なサポート体制を親心で出来るか?日本のスポーツは、大したシステム(実業団を作った人に怒られるかもしれないが・・・)も出来ないまま膨張していってしまった感がある。選手も付加価値を上げる努力、試合だけではなく表現の場を作っていかないといけないだろう!いろんな人を巻き込んで・・・。結果も含め、社会に対し何が出来るのか?
結果ありきの時代は終わり…選手が競技の繁栄や普及に興味を持つべき時代である。それどころじゃないのが本音かもしれないが…。
少なくてもtiger は、いろんな人巻き込んで関わったみんなを元気にしゃおうかな!?
Belgacom Memorial Van Damme ― 2011年09月16日
100m Entry list
Harry Aikines-Aryeetey | GBR |
Usain Bolt | JAM |
Nesta Carter | JAM |
Lerone Clarke | JAM |
Justin Gatlin | USA |
Mark Lewis-Francis | GBR |
Aziz Ouhadi | MAR |
Travis Padgett | USA |
Jimmy Vicaut | FRA |
200m Entry list
Nickel Ashmeade | JAM |
Jonathan Åstrand | FIN |
Yohan Blake | JAM |
Walter Dix | USA |
Mario Forsythe | JAM |
Jaysuma Saidy Ndure | NOR |
Rytis Sakalauskas | LTU |
Rondel Sorrillo | TRI |
Ainsley Waugh | JAM |
シーズン終盤どんな走りをしてオリンピックに備えるのか?
少しの手ごたえをつかみオリンピックイヤーのトレーニング...。
誰もが望むところ・・・。
多くの選手が休養に入っている...。
10月からトレーニングに入るといった情報も聞いてるが
10月からトレーニングして6月に仕上げていくんだもんな!
気が遠い...がどんなプロセスで組み立ててくるのか?想像するとワクワクする。
月曜日は、兵庫マスターズ。
有力選手が勢ぞろい。
来年の兵庫マスターズでは、・・・選手の復帰や...。
内輪で話題を作って盛り上げます。
地元のレースを大事に誓ったtigerも
加古川ナイターに次ぐ連続ノーエントリーです。
本当にのんびり生活してます。
陸上から遠ざかっている様な気がしないでもないので、
トレーニング仲間の応援と題して『全日本実業団』に顔を出します。
エントリーをチェックしてみるとマスターズ世代の選手もエントリーしてます。
ありえな~い。数年前までは、短距離長老の座を守ってきたが
40歳で長老の座に返り咲きしてみたい。
思っているだけでも無理で言ってるだけでも無理でその為にも
いろんな人と会って情報交換してきたいと企んでます。
BLAKE が Break ― 2011年09月17日
BOLTの100m 9秒77
オリンピック、世界選手権以外で稀な好記録続出の大会です。
ロンドンオリンピックでどんなことが起こるか?世界をワクワクさせる程のビックニュースです。
首の太さが特徴のBLAKE。背骨の安定感は抜群です。上半身が安定してGAYと似た特徴です
身体の特徴にあった走りをしているのが世界ビック2(BOLT、BLAKE)の特徴
海外のコーチには、特徴を捉えそれぞれにあったコーチングをするコーチもいます。それは、理想形かもしれないが、実際は、そういった配慮で終わることの方が多い。どれだけのコーティングサンプルがあってそれを可能にしてるか想像した時に、その労力と手間、挫折や成功などそんなものが連想でき感動いたします。半端ない。
日本でも海外でもはめ込む事の方が多い。はめ込んだ上で試行錯誤。
彼らのコーチは、Glen Mills。 同時期に違うタイプのアスリートで結果を出しているのがリスペクトです。かつては、 セントキッツ...Kim Collins, イギリスDwain Chambers、ジャマイカRay Stewartなどのコーチをしていた。
1991年に渡米した時、トムテレツ(カールルイスコーチ)に『ナチュラル、ナチュラル』と言い続けられてきた。そして、小学5年生のランニングビデオを見せてもらった。それから子供の動きに興味を持ち、自身の感覚でも小学生ぐらいのときの方が身体が動いていた...そんな印象がある。それは記録や速さとは違う次元。筋肉や関節に対しての動きとしての完成度。小学生時に高い完成度を持っててだんだん崩れていく感じ。しかし、筋肉や神経の発達で記録などは向上するが・・・。動きとしては、退化してるような・・・疑問?が常にあった。
室伏の復活や世界の動きを見てると改めて『ナチュラル』の定義の深さが身にしみる。
現在は、いろんな研究によりダメージに対して回復を取る考えや良い動きをする事で筋コンディショニングを高めたり...20年ぐらいにルイスから聞いた事とあまり変わってない。知ってても何も出来なかった自分の無力感だけが浮き彫りに・・・。
この年齢まで競技を行うと『ナチュラルだけ』だとつくづく...。
若い時から口すっぱく言われ知っていてももしくは、感じていても若さゆえ知ってる程度で終わらせてしまい計画を立てる上で優先順位を下げてしまう。 今の自分は、『ストレングス』より『ナチュラル』をトレーニングにおいて最優先しています。年齢によって変化するものかもしれませんし、関係ないのかもしれません。
しかし、こういった気づきは、長年競技やってて良かったと思える瞬間。
『気づくことの幸運...』そんな捉え方です。
これを選手に伝え選手の結果にどう結びつけるか!?となったときは、まだまだ気の遠くなる話。手間と時間、熱意が必要なのは、なんとなく想像がつくけど・・・。
まずは、自分で確立すること...それを目指す。
19秒26...興奮するなぁ